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高校サッカー・阪南大高 特長と注目選手!

2021年12月21日 14:48
高校サッカー・阪南大高 特長と注目選手!

第100回全国高校サッカー選手権大会は、12月28日に開幕。加盟227校、激戦区の大阪大会は、阪南大学高等学校が6年ぶり2度目の頂点に。また、インターハイ大阪予選との連覇は2002年以来(金光大阪)19年ぶりの快挙。二冠の大阪王者として29日に丸岡(福井県)と対戦します。

■チーム紹介

今年の阪南大高は、FW鈴木章斗選手(3年)、DF西田祐悟選手(3年)を中心に個々の能力の高さに加え、相手に合わせて戦術を変える事ができるのが特長。昨年のレギュラーメンバーが6人も残った成熟したチームで、選手権大阪大会では5試合14得点1失点と攻守にわたり他校を圧倒しました。

また、春に行われたインターハイ大阪予選でも優勝し、夏の全国大会(インターハイ)へ出場。(結果:ベスト16)

就任22年目の濱田豪監督(44)は、選手権大会について――

「前回、6年前には(抽選で)開幕戦を引いて、どこよりも早く帰ることになりました。とにかく初戦突破に全ての力を注ぎたいなと考えています」とコメント。“最後は人間性”という横断幕を試合中には掲げ、決して驕らず、ひたむきに大阪勢1973年以来(北陽)48年ぶりの日本一へ、選手権の舞台に挑みます!

■エースでキャプテンの鈴木に注目!

チームの注目は、阪南大高史上初となる“高卒プロ”。J1湘南内定のキャプテンFW鈴木章斗選手。(178cm/70kg)

名門ガンバ大阪ジュニアユース出身で利き足でもある右足から繰り出されるシュートは一級品。鍛え抜かれた体格で、前線では攻撃の起点として時間を作り、貪欲にゴールネットを狙います。大阪大会決勝でも決勝点を含む2得点を挙げ、決定力の高さを見せつけました。

その鈴木選手は今大会について――

「100回大会という記念大会ではありますが、夏に成し遂げられなかったベスト8の壁をこえる為の一つの大会。強い気持ちで臨みたいです」と力強くコメント。

チーム初の全国ベスト8へ、熱い気持ちは胸に秘め、クールな表情で虎視眈々とゴールを狙う鈴木章斗選手に注目です!

【サッカー部情報】
 阪南大学高等学校(大阪府松原市)
 サッカー部:創部1964年(58年目)部員117人
  2013年 インターハイ 初出場
  2015年 全国高校サッカー選手権 初出場(初戦敗退)
  2017~21年 インターハイ4大会連続出場

(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/読売テレビ)