元巨人・山下航汰 社会人野球で再出発
プロ野球・巨人から自由契約となり、トライアウトに参加していた山下航汰選手(21)が、社会人野球の三菱重工Eastに入団が内定したことが22日、分かりました。
三菱重工Eastによりますと、入団会見などの予定はないということです。
山下選手は、2018年に群馬の健大高崎高校から育成ドラフト1位で巨人に入団すると、高卒1年目の2019年にはファームで打率.332を記録し、イチローさん以来となる高卒新人で首位打者を獲得しました。
この年の7月には支配下登録され、1軍で12試合に出場しましたが、その後、ケガが続き、1軍に定着することはできませんでした。
20年の11月には再び育成契約となり、ファーム生活が続いた山下選手。
今年の10月に自由契約となり、巨人から、再び育成契約を打診されていましたが、退団することを決意。8日の合同トライアウトに参加し6打数1安打で、「やることはすべてやった。全力で野球をやりたい」とコメントしていました。
三菱重工Eastによりますと、山下選手は、現在ホームグラウンドのある横浜市近郊で引っ越し先を探していて、来年1月にはチームに合流する見込みだということです。