DeNA今永 現状維持の1億円で更改
プロ野球、DeNAの今永昇太投手(28)が22日、契約更改交渉に臨み、現状維持の1億円(推定)でサインしました。
昨年10月に左肩のクリーニング手術を受け、開幕は2軍スタートだった今永投手。
5月23日のヤクルト戦でシーズン1軍初登板を果たすと、19試合に登板し、防御率3.08、5勝5敗に終わりました。
今シーズンを振り返った今永投手は、「昨年も5勝、今年も5勝しかできていない。話し出すと反省の弁しかない」と悔しさをにじませました。
来季に向けては、「球団はすべてのことをやってくれた。選手が勝つことで応えていくだけ。それに尽きると思います」と意気込みました。
その今永投手、新たに就任した齋藤隆チーフ投手コーチの指導を楽しみにしていると言います。
「ピッチングだけでなくトレーニングのこともすごく詳しい方。メジャーリーグも経験していて、選手を導く言葉の熱量だったり、話し方がうまいなと感じた。春のキャンプでは技術的な話と、ピッチングの話を存分に聞きたい」
齋藤コーチは球団のOBで、98年の日本一を経験。2006年からの7年間はメジャーリーグでも活躍し、日米通算112勝、139セーブを挙げたレジェンドです。齋藤コーチの教えで今永投手の復活なるか、注目です。