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“クリスマスプレゼント”小松原組が語る

2021年12月25日 23:47
“クリスマスプレゼント”小松原組が語る

◇第90回全日本フィギュアスケート選手権大会(25日、さいたまスーパーアリーナ)

大会3連覇中のフィギュアスケート・アイスダンス小松原美里選手と尊選手は、23日に行われたリズムダンスでトップに立つと、この日のフリーダンスでも安定した演技を披露し、110.01点を記録。合計178.17点で村元哉中選手と高橋大輔選手組を抜いて、大会4連覇を達成しました。

演技後の会見では「とても嬉しいです。ここまで滑れたのも21年間たくさんの方に支えていただいて、興味を持っていただいて、心から感謝の気持ちでいっぱい」と笑顔で語った美里選手。尊選手も「今日までの努力とか絶望とか良かった部分とかいっぱいある。でも、美里が一緒だったから乗り越えられる強さもついたかな」と話しました。

美里選手は23日のリズムダンスでミスが出たツイズルにも言及。「(今日のフリーダンスは)緊張は高かったけど、リズムダンスのツイズルのリベンジはできた」と話し、尊選手は「力を出し切って頑張れたと思います。とてもいいクリスマスプレゼントになりました」と語りました。

アイスダンスの北京五輪日本代表の枠は1つ。今大会の成績や、世界ランキングなどが総合的に判断され、26日に代表が決まります。「自分たちがするべきことはスケーターとしてやったと思うので、あとは決めてくださる方が決めてくださって、できれば本当は笑顔で聞きたいんですが、感謝の気持ちで待とうと思います」(美里選手)、「自分たちは選手としての仕事をしましたので広い心でお待ちしております」(尊選手)と胸の内を明かしました。

■写真:アフロスポーツ