アイスダンス 小松原組が優勝 北京へ前進
◇第90回全日本フィギュアスケート選手権大会(25日、さいたまスーパーアリーナ)
アイスダンスの北京五輪代表の日本が持つ枠は「1」。この全日本選手権の成績と、これまでの国際大会の結果が総合的に判断され、代表が決まります。
大会3連覇中の小松原美里選手と尊選手は、リズムダンスで安定感のある演技をみせ、トップに立ちました。
アイスダンスフリーでは、紫を基調にした衣装で登場。「SAYURI」の曲は今回の選手権用にアレンジされたもので、女優の夏木マリさんのナレーションが加わりました。
ここでも安定した演技を見せた小松原組の得点は110.01点。合計178.17点で村元哉中選手と高橋大輔選手組を抜いて、大会4連覇を達成しました。
美里選手は「とてもうれしいです。ここまで来られたのは皆様のお力とか、これまで助けて下さった方々のおかげ。最初にスケートを始めたところで練習したり、たくさんの方に助けていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。
尊選手も「今回の全日本は6年目。自分たちの経験を信じた。リベンジできて良かった」と話しました。
写真:森田直樹/アフロスポーツ