◇プロ野球セ・リーグ 巨人7-3ヤクルト（7日、神宮球場）

七夕の日に、自身7勝目を挙げた巨人の菅野智之投手。2回までに味方が7点をあげるなど、援護にも恵まれました。

「きのう、寝る前に初回に10点くらい入らないかなと思って・・・（2回までに）7点入ったから、七夕！7勝目、すばらしい」と報道陣の取材に笑顔で応じました。

「欲を言えば、もう1イニング投げたかったけど、チームが勝ててよかったです」

この日は5回79球を投げ、5安打4三振1四球3失点という成績でした。阿部慎之助監督は交代については「僕の中でいっぱいいっぱいだなと思ったんで」と端的に説明しました。

その後は勝ちパターンとなりつつある中継ぎ陣をつぎ込んだ巨人。4点差を守り切り、同一カード3連勝をあげました。

菅野投手にとってはこれが7勝目。自身の貯金は「6」と素晴らしい数字です。

「勝ちが全てじゃないですけど、先発ピッチャーにとって勝ち星は一番のいい薬になると思いますし、きょうみたく、5回3失点で勝てる時もあれば、9回1失点で負ける時もある。きょう反省できるところはしっかり次に生かしたい」と意気込みました。

また、チームが首位広島にゲーム差なしとなったことを受けて、「まだ変動はあると思う」と手放しで喜ぶことはしませんでしたが、「神宮で3連勝できたことがめちゃくちゃでかいですね」と勝利をかみしめました。