【ボッチャ】東京パラ金・杉村英孝がタイの金メダリストとスゴ技見せ合う
東京パラリンピック金メダリスト の杉村英孝選手(左)とワラウト ・センアンパ選手(右)
◇2022ジャパンパラボッチャ競技大会(20日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場)
東京パラリンピックのボッチャ競技で金メダルを獲得した杉村英孝選手(個人BC2)が、エキシビションマッチに登場しました。
対戦したのは、タイ代表のワラウト・センアンパ選手。実は、センアンパ選手も東京パラリンピックの金メダリスト(チーム戦)。
メダリスト対決となったエキシビションマッチで、スゴ技が飛び出しました。
「地上のカーリング」と呼ばれるボッチャ。白い的球にどれだけ近く、数多く自分のボールを置くことができるかで競うスポーツ。
第1エンド、杉村選手に残されたのはラスト1球。白い的球の周りには、センアンパ選手のボール(赤球)が3つ。このままだと、3点奪われてしまう展開ですが、杉村選手の投じた最後のボールが、的球とセンアンパ選手の集まったボールの上に乗る杉村選手の必殺技、「スギムライジング」が飛び出しました。
東京パラリンピックのボッチャ競技で金メダルを獲得した杉村英孝選手(個人BC2)が、エキシビションマッチに登場しました。
対戦したのは、タイ代表のワラウト・センアンパ選手。実は、センアンパ選手も東京パラリンピックの金メダリスト(チーム戦)。
メダリスト対決となったエキシビションマッチで、スゴ技が飛び出しました。
「地上のカーリング」と呼ばれるボッチャ。白い的球にどれだけ近く、数多く自分のボールを置くことができるかで競うスポーツ。
第1エンド、杉村選手に残されたのはラスト1球。白い的球の周りには、センアンパ選手のボール(赤球)が3つ。このままだと、3点奪われてしまう展開ですが、杉村選手の投じた最後のボールが、的球とセンアンパ選手の集まったボールの上に乗る杉村選手の必殺技、「スギムライジング」が飛び出しました。
杉村選手が見せると、今度は第3エンドでセンアンパ選手もスゴ技を見せます。白い的球はエンドライン付近にある状況。距離はおよそ10m。
センアンパ選手はこの長い距離を「3球」続けて“ビタビタ”につける投球を見せました。
スゴ技の応酬に、会場に集まった観客は自然と大きな拍手を送りました。
試合はセンアンパ選手が5-3で杉村選手に勝利しました。
惜しくも敗れた杉村選手は、「結果は悔しかった部分はあるが、すごく収穫がある一戦でした。課題が山積です」と金メダリスト対決を振り返りました。