◇WEリーグ第7節 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 5－1 AC長野パルセイロ・レディース（2日、味の素フィールド西が丘）

雨の中キックオフした一戦は、ベレーザが快勝。前半12分、FW菅野奏音選手の狙いすましたシュートからの先制ゴールを皮切りに、その3分後にはFW氏原里穂菜選手のペナルティエリア外からのシュートで追加点。前半終了間際には菅野選手のこの日2得点目となるヘディング。後半にも2得点を奪い、リーグ戦6連勝を達成しました。

この試合では、『西が丘に集合じゃ!』と銘打った集客企画を実施。あいにくの天気となりましたが、雨具で熱烈な応援をしてくれたサポーターに勝利を届けました。試合後、MF木下桃香選手は「（集客企画は）やった甲斐もありましたし、やって良かったと思います。自分としては、スタジアムに来ると楽しいと感じていただけたとしたらうれしいです」とコメント。

一方で、試合内容には改善すべきところも。「点が入ったことは良かったですが、結局最後まで良い形で前進できたシーンはなかなか作れなかったので、内容に見合わない結果なのかなと。ただ前向きに捉えたら、そういう中でも点を取ることができる力があるというのは、本当に良いことだと思います。拮抗した試合になった時に、ボールを握るというところは、ベレーザは絶対にやらなければいけないと思うので、達成感というより課題を感じた90分間でした」と話しています。

ベレーザは、次節11月10日(日)にアウェーでジェフ千葉レディースと対戦します。