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【DeNA】高卒3年目・小園健太 4回無失点の好投で開幕ローテ入りへアピール 修正能力の高さ見せる

2024年3月7日 6:18
【DeNA】高卒3年目・小園健太 4回無失点の好投で開幕ローテ入りへアピール 修正能力の高さ見せる
ロッテとのオープン戦で4回無失点の好投を見せたDeNA・小園健太投手
プロ野球 オープン戦 DeNA5-0ロッテ(6日、横浜スタジアム)

プロ野球・DeNAの高卒3年目右腕、小園健太投手がロッテとのオープン戦に先発登板し、4回無失点の好投を見せました。

オープン戦2度目の登板となった小園投手は初回、ヒットでランナーを許すも無失点で切り抜けると続く2回にピンチを招きます。先頭の5番・安田尚憲選手に高めのカットボールをライト前にはじき返されると、2アウトから田村龍弘選手にも高めのストレートをヒットにされるなど2、3塁のピンチを招きます。9番・池田来翔選手には1、2塁間へ鋭い当たりを許すも、セカンド・森敬斗選手がスライディングキャッチ。この日最大のピンチを無失点で切り抜けます。

2回までに49球、立ち直りを見せたい小園投手は3回、カーブで岡大海選手を打ち取ると、昨年の本塁打王・ポランコ選手はスプリットで空振り三振に抑えるなど三者凡退に抑えます。

「今日はカーブが良かった」と、4回はヒットこそ許すものの、3つのアウトをすべてカーブで奪う好投。3回、4回はわずか12球で終わらせ、修正能力の高さを見せつけました。小園投手は4回61球を投げ被安打4、2奪三振、無失点でマウンドをあとにしました。

「あえてゾーンぎりぎりにこだわらずにもっとファウルを打ってもらうだったりとか、もっとゾーンの中に投げてもいいんじゃないかという話を三浦監督からされた。もっとアバウトに攻めていけたらなと思う」と課題を口にした小園投手。

それでも「3回、4回あたりは自分の中で理想とするピッチングができたかなと思っている。2回までで結構球数もかさんでしまって、力んで外れたとこが多かったので、そこをしっかり変化球もまじえながら修正できた所は良かった」と収穫もあったと言います。

小園投手は21年ドラフト1位で入団しましたが、いまだ1軍での登板経験はなし。「今日良かったことも悪かったこともあるので、そこを次の登板までにしっかり修正して開幕(ローテーション)の6枚にしっかり入れるようにやっていきたい」とこの先の登板でのアピールを誓いました。