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バレー男子 若きエースの2人 西田有志・高橋藍 スーパープレーを解説 高橋は特技のギターであいみょんを披露

2022年9月17日 9:00
バレー男子 若きエースの2人 西田有志・高橋藍 スーパープレーを解説 高橋は特技のギターであいみょんを披露
バレーボール日本代表 西田有志選手(左)と高橋藍選手(右)
日本テレビ「Going Sports&News」でバレーボール男子日本代表の西田有志選手と高橋藍選手の取材の様子が11日に放送されました。

今年の世界選手権。目標のベスト8をかけた東京オリンピック金メダルのフランスとの試合で、一度はマッチポイントを握りながらもフルセットの末敗れた日本。
それでも、世界王者相手にあと一歩まで追い詰めました。

そんな成長著しい日本を支える若きエースの2人、西田選手と高橋選手に、今年史上初めて決勝ラウンドに進出したネーションズリーグでのスーパープレーを振り返ってもらいました。

まずは西田選手。時速126キロを超えるビッグサーブが武器の西田選手、ネーションズリーグでは全体2位のサービスエースを奪う活躍を見せました。

その西田選手のサーブのすごさについて、練習でも西田選手のサーブを受ける高橋選手は「速いし、回転力もすごい。スピードにコースもいい。選手と選手の間に来たら1テンポ遅れる。やっぱり取りづらいっていうのはすごくありますね。でも取る時ワクワクしています。練習でしか取れないので」と世界トップレベルのサーブを受けることを楽しみでもあると答えました。

そして、2人が盛り上がったシーンがカナダ戦で見せた西田選手のプレー。

相手ミドルブロッカーのスパイクを、関田誠大選手がレシーブすると、ネット際に上がったボールを、西田選手が反転しながらスパイクを決めました。

このシーンに対し西田選手は「後ろに下がってトスしても、いいトスがたぶんいけないかなという状況だったんでこれは打つしかないやと。足で踏ん張って背中で跳ね上がるイメージだった」と振り返りました。

一方、高橋選手と言えばアタッカーながら高いレシーブ力が武器。

今年挑戦したイタリアリーグでは、守備専門のリベロを任されると、持ち前のレシーブ力に磨きをかけました。

「ディグ(スパイクレシーブ)が上がる確率は確実に上がっていると思うので、そこで得点が取れる。リベロをやった経験は活きてるんじゃないかなと思っています」と話した高橋選手。

そのレシーブ力を発揮したのは、ネーションズリーグのフランス戦でした。
相手がスパイクを打つ直前、2,3歩前進しレシーブしたシーン。

「相手のスパイクがモロに自分に向いて打ってきているのは分かっていたので、自分が後ろに下がってしまうと、スパイクの範囲ってどんどん広がってしまう。これを狭めるために前にちょっとだけ突っ込んで、ちょっとでも狭い範囲で体に当てて上げる」と、あえて前進したことでレシーブしていたことを明かしました。

さらに、高橋選手が特技のギターであいみょんさんの裸の心を即興で弾き語りを披露すると、西田選手も笑顔で拍手。

高橋選手は「指先のコントロールとか、オーバーで大事になってくるので」とバレーボールとの意外な共通点を教えてくれました。

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