◇プロ野球日本シリーズ第5戦 オリックス-ヤクルト(27日、京セラドーム)

ヤクルトの先発は山下輝投手。法政大から2021年ドラフト1位でヤクルトに入団したサウスポーのルーキー。今季の出場はわずか2試合。1勝1敗、防御率は1.46でした。

初の日本シリーズの舞台では、3回までヒットを許しながらも無失点に抑えた山下選手。

しかし、ヤクルトが2点リードの4回にピンチを迎えます。オリックスの杉本裕太郎選手や宗佑磨選手にヒットを許すと、2アウト1、2塁のピンチに。

ここで打席には日本シリーズの打率.313をマークする紅林弘太郎選手。ストレートを捉えられると、打球はセンターへのタイムリーヒットとなり、1点を返されました。

なおも2アウトながら1、2塁のピンチを背負う山下投手。悪い流れを断ち切ることができず、若月健矢選手からタイムリーツーベースヒットを浴びて、同点に追いつかれてしまいました。

さらに、5回には吉田正尚選手からホームランが飛び出し、3失点目。勝ち越しを許しました。