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巨人・阿部監督 6回オコエの犠打を説明「結果的には形を作れたんですけれど...」絶好機に痛恨の無得点で完封負け

2024年5月29日 6:35
巨人・阿部監督 6回オコエの犠打を説明「結果的には形を作れたんですけれど...」絶好機に痛恨の無得点で完封負け
巨人の6回の攻撃でバントするオコエ瑠偉選手(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・パ交流戦 ソフトバンク-巨人(28日、東京ドーム)

巨人はソフトバンクに完封負けを喫し、交流戦は黒星スタート。阿部慎之助監督は、6回ノーアウト1、3塁の場面でオコエ瑠偉選手へのバントについて試合後に説明しました。

1点を追う6回はソフトバンク先発の有原航平投手が四球とヒットでノーアウト1、3塁とチャンスをつくります。2番のオコエ瑠偉選手は初球からバントの構えをみせ、1ボールから2球目バントがファウル。3球目はキャッチャーの前に転がしましたが、3塁ランナーはスタートできず、1アウト2、3塁へ。後続が続かず、絶好機を逃しました。

この場面にはセーフティースクイズを指示したと明かした指揮官は「結果的には形を作れたんですけれど、ノーアウトだし、(3塁ランナーのスタートは)打球判断になっちゃうんだけれど、ベンチの都合のいいサインになってしまうんですけれどね。1アウト2、3塁で逆転の形は作れたのでそこで打てなかったってだけ」と振り返りました。

チームは9試合連続で3得点以下。2番で起用が続いていた坂本勇人選手を5番へ。「岡本和真が勝負してもらえないのが嫌なのでそれだけです」と狙いを話しましたが、坂本選手は無安打に終わりました。

それでもこの日、1軍昇格即スタメンで起用した新助っ人のヘルナンデス選手が初打席でヒットをマーク。新たな戦力の活躍には「どんどん打席に立って、日本の投手のよさを知ってもらいたい。そこでどう対応するかが大事。どんどん打席に立たせたい」と話しました。