元日ハム監督で侍ジャパンの栗山英樹監督は5日、沖縄県浦添市で行われているヤクルトキャンプの視察を行いました。

各球団のキャンプ視察を行っている栗山監督は高津臣吾監督や今日からキャンプに参加している古田敦也臨時コーチに挨拶。

栗山監督は昨シーズン日本一に輝いた球団の雰囲気に「パッと入った瞬間にすごくいい空気が流れている」と驚いた様子。

高津監督とのやりとりでは「個々に気になっている選手の話であったり、(高津)監督から見たこっちが気になっている選手の情報をもらいました」と話し、古田臨時コーチとは「古田監督だったらどうしますか？といろんな話をしました」と笑顔で明かしました。

さらに東京オリンピックで金メダル獲得に貢献した山田哲人選手とも会話したことについて、「本当に実績、能力、すべて含めて誰が監督でも(選ぶ)という選手」と評価し、「自分の魂で日本を勝たせたいんだという空気。魂の空気はすごく感じられた」と侍ジャパンへの熱い思いを感じとった様子でした。

最後に今年3月に行われる予定の親善試合については「来年の(WBC選考)とリンクはさせるけど、自分の中では分けた方がいいかなと思っている。この(3月の)2試合を日本のためにどうやって使ったらいいかと思ってやっている」と話すにとどめていました。