◇プロ野球セ・リーグ 広島2-0中日(26日、マツダスタジアム)

3位DeNAに1.5ゲーム差で2位の広島は、初回に先制した2点を守り切り完封勝ち。DeNAとのゲーム差は広がりませんでしたが、2位でのレギュラーシーズン終了に近づく勝利となりました。

先発はチームトップの10勝をマークしている床田寛樹投手。初回を三者凡退で抑えると、直後の攻撃で打線がいきなり躍動します。

先頭の小園海斗選手が左中間を破る3ベースヒット。2番・上本崇司選手も内野安打で続きノーアウト1、3塁のチャンスを作ります。この場面で3番・西川龍馬選手のセカンドゴロの間に1点を挙げると、2アウト3塁として、5番・坂倉将吾選手のタイムリー2ベースで2点を先制します。

2回以降、床田投手は得点圏にランナーを背負う場面もありましたが要所を締め、8回途中まで、被安打5、無失点という内容でマウンドを降ります。

8回2アウトからは島内颯太郎投手が1人を抑え、9回は守護神の栗林良吏投手が三者凡退に切って取る完封リレー。先発の床田投手は8月17日以来の11勝目を手にしました。