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高梨沙羅「謝ってもメダルは返ってくることはない」SNSで謝罪 コメント欄は「自分を責めないで、笑顔で帰ってきて」の声

2022年2月8日 22:52
高梨沙羅「謝ってもメダルは返ってくることはない」SNSで謝罪 コメント欄は「自分を責めないで、笑顔で帰ってきて」の声
写真:ロイター/アフロ
スキージャンプ女子の高梨沙羅選手が8日、自身のSNSで謝罪しました。

投稿されたのは、黒の画面と文章のみです。

以下、高梨沙羅選手のInstagramより(原文ママ)

 ◇  ◇  ◇  ◇

日本チームを応援して下さっている全ての皆様

今回、私の男女混合団体戦での失格で日本チーム皆んなのメダルのチャンスを奪ってしまったこと、そして、今までチームを応援してくださった皆様、そこに携わり支えて下さった皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に申し訳ありませんでした。

私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です。

謝ってもメダルは返ってくることはなく責任が取れるとも思っておりませんが今後の私の競技に関しては考える必要があります。

それ程大変なことをしてしまった事深く反省しております。

そして、私のせいでメダルを取れなかったにも関わらず、最後の最後まで支え続けてくれた有希さん、幸椰さん、陵侑、そして日本チームのメンバーの皆さま、スタッフの皆さまには感謝してもしてきません。

こんな私を受け入れてくれて本当にありがとうございました。
この度は本当に申し訳ありませんでした。

高梨沙羅

私が言える立場ではない事は重々承知の上で言わせていただけるなら、どうかスキージャンプとゆう素晴らしい競技が混乱ではなく選手やチーム同士が純粋に喜び合える場であってほしいと心から願います。

 ◇  ◇  ◇  ◇

高梨選手は7日に行われたスキージャンプ混合団体の1回目のジャンプで103mの大ジャンプを見せますが、スーツの規定違反があったため、失格となりました。その後、日本は小林陵侑選手の奮闘などで最終ラウンドへ進出。高梨選手も2回目のジャンプを飛び、日本の追い上げに貢献しました。最終的に日本は4位に食い込みました。

競技後、高梨選手の取材対応がなかったため、今回のSNSの投稿が競技後初めて心境を明かす形となりました。

高梨選手のコメント欄には、「沙羅は何も悪くない、反省する必要ない」、「自分を責めないで笑顔で帰ってきてください」といった声が寄せられています。

コメントは投稿から30分程で、すでに3000件を超えています。