◇プロ野球　日本ハム5-3ロッテ(23日、ZOZOマリン)

日本ハムはリーグ戦再開の初戦を5-3で勝利し、交流戦から続く連勝を「5」に伸ばしました。

日本ハムは初回から勢いそのままにロッテの先発・種市篤暉投手を攻め立てます。

2番・松本剛選手が150キロのストレートをライトへ打ち返すと、相手のエラーの間に一気に2塁まで進塁、先制のチャンスを作ると、3番・清宮幸太郎選手はフォアボールで1アウト1,2塁とチャンスを作ります。ここで4番・万波中正選手がライトへのタイムリーを放ち、先制に成功します。

先発は加藤貴之投手。前回5月13日のロッテ戦では9回無失点完封勝利を収め、2勝目を挙げています。

その加藤投手は、相性の良いロッテ相手に打たせて取るピッチングで、6回まで無失点の投球を続けます。

すると打線は5回、この日1番に起用された石井一成選手がレフトフェンス直撃の2ベースヒット。続く松本選手が三遊間に抜けるヒットを放ち追加点のチャンス。清宮選手はチャンスでセカンドゴロに倒れますが、その間に3塁ランナーが生還し1点を追加します。

7回、日本ハムはノーアウト1塁で再び石井選手の打席。ファウルで粘った9球目、ロッテの2番手・坂本光士郎投手から148キロのストレートをセンターに打ち返します。ロッテのセンター・藤原恭大選手が懸命に追うも打球はグラブを弾き、タイムリー2ベースヒットに。さらに清宮幸太郎選手の8打席ぶりのヒットなどでこの回2点を追加しました。

その裏ロッテに2点を返されるも、加藤投手は7回途中95球1奪三振2失点で降板し勝利を後続に託します。

8回、ここまで3打席ノーヒットだった野村佑希選手が7号ソロホームランを放ち、1点を追加。9回、クローザーの田中正義投手は、ヒットと犠牲フライで1点を追加されますが、ロッテの反撃を許さず。5-3で日本ハムが勝利しました。

日本ハムは今季初の5連勝。加藤投手は5月25日のソフトバンク戦以来、約1か月ぶりの5勝目をあげました。