◇プロ野球セ・リーグ　CSファイナルステージ第5戦　巨人ーDeNA（20日、東京ドーム）

2勝3敗とした巨人は先発のマウンドを山崎伊織投手に任せました。「あとは勝つだけ」と話していた山崎投手ですが、シーズンでは4試合に登板し、3勝0敗、防御率は3.00としています。対するDeNAの先発、浜口遥大投手は今季1試合巨人戦に登板し、6回1失点と好投しています。

地上波の解説は高橋由伸さんと工藤公康さん。副音声には亀梨和也さんとともに中日の高橋宏斗投手が出演します。

高橋さんは「きょうが一番両チームともベンチ事情的に苦しい。ジャイアンツは山崎伊織次第。守るも攻撃するも、動きがたくさんあるだろうなと思っているので、そこを見ていきたい」としています。

工藤さんは「この第5戦は、ジャイアンツはもちろん負けたら終わりですが、勝ったときに、確率が非常に高くなると思います。DeNAはまだ余裕がある。負けてもまだ、というのがあります。でも、勝つことに必死になるチームと余裕があるチームは雰囲気が逆転してしまうと、勢いが流れが止められない。そこが短期決戦の怖さですね」と語りました。

「DeNAは浜口投手をいつかえるのか、失点前か、失点後か。ピンチの作り方も三浦（大輔）監督が決断する要因になりますね。阿部慎之助監督もきのう井上投手をすっぱりかえている。そこの監督の決断が楽しみです」と見どころを口にしました。

高橋投手はこの試合前に中京大中京の同級生である巨人の中山礼都選手に連絡。中山選手によりますと、副音声での出演にかなり緊張していたということです。その高橋投手は「やっぱり礼都がどんなプレーするかは気になります。活躍してほしいです」と放送前に一言。高橋投手が出演する地上波放送は午後7時からです。