6月2日から3日間の日程で開催予定のBMXフリースタイルJapan Cup横須賀。

今年から大会がグレードアップし、ワールドカップ出場に必要なポイントを獲得できるC1（クラス1）大会として開催されることが発表されました。

日本国内でC1大会を開催するのは史上初で、2024年パリ五輪に出場するにはワールドカップで上位24名に入ることが必要とされる中、自国の大会だけではワールドカップ出場がかなわない海外選手たちもパリ五輪を目指してエントリーする可能性が高くなりました。

記者会見に出席したパーク種目世界チャンピオンの中村輪夢選手は「日本国内でワールドカップポイントの取れる大会に出場できることは、これから世界を目指す選手にとって非常に素晴らしい。国際経験を積むことでBMXライダーとしてはもちろん、人間として成長する部分も大きいので是非チャンスをつかんで欲しい」と話しました。

また、自身の大会への目標を聞かれると「国内大会で負けるわけにはいかないという思いが強い。自分の強い姿を見せることで次の世代の大きな目標であり続けることが自分の役目だと思う」と、日本そして世界のトップを走る「王者」として意気込みを語ってくれました。

JFBF（全日本フリースタイルBMX連盟）出口智嗣理事長は「横須賀の大会は去年も1万人近い観客を集めるなど大いに盛り上がった。中長期的なビジョンを持ちながら、日本国内はもちろんアジア、そして世界へ『風』を起こしていけたら」とBMX界の発展への期待を語りました。

【大会】BMXフリースタイル Japan Cup Yokosuka【日時】2023年6月2日（金）～4日（日）【会場】神奈川県横須賀市 うみかぜ公園