世界のトップアスリートのみが出場する、世界最高峰のアクションスポーツの祭典「X Games」が、今年5月再び日本で開催されます。「X Games」は1995年にアメリカで始まった世界最大のアクションスポーツの国際競技会。

これまでに世界13か国で累計600万人以上を熱狂させ、2022年4月には日本でも初開催されました。

今年の5月に千葉で開催されることが決まったX Gamesでは3競技8種目を実施。スケートボードは「ストリート、パーク、バート」、BMXは「ストリート、パーク、フラットランド、ベストトリック」、Moto Xは「ベストトリック」。出場が完全招待制となる今大会には、選ばれしトップアスリート約100人のみが出場予定です。

日本からは東京五輪女子スケートボード・ストリート金メダルの西矢椛選手や、女子パーク金メダルの四十住さくら選手らが出場予定。四十住選手は前回のX Gamesも優勝していて、今大会連覇を狙います。

男子では、2022年のBMX世界選手権王者・中村輪夢選手が出場。前回大会は6位だったことから、2日の記者会見では「去年はださい走りだったから、今年こそは日本のお客さんの前でかっこいい走りがしたい。僕しかやらない技をやりたい」と力強く意気込みました。

招待選手の中には、スケートボードとスノーボードの“二刀流”平野歩夢選手や、スケートボードストリートの世界選手権で、最年少表彰台となった13歳の小野寺吟雲選手も名を連ねました。

さらに海外からは、東京五輪女子スケートボード・パーク銅メダルのスカイ・ブラウン選手、同大会女子ストリート銀メダルのライッサ・レアウ選手、世界選手権男子ストリート金メダルのオーレリアン・ジロー選手など数多くのメダリストが招待されています。

2回目の日本開催となるX Gamesは5月12日から3日間にわたって、千葉県の「ZOZOマリンスタジアム」で開催します。