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ロコ・ソラーレ 3度のビッグエンドで蓋を開けたら4勝1敗 五輪出場消滅危機の初戦敗戦乗り越え決勝トーナメントへ【カーリング】

2025年2月7日 15:57
ロコ・ソラーレ 3度のビッグエンドで蓋を開けたら4勝1敗 五輪出場消滅危機の初戦敗戦乗り越え決勝トーナメントへ【カーリング】
ハイタッチをするロコ・ソラーレの吉田知那美選手と藤澤五月選手(写真:アフロ)
◇日本カーリング選手権大会 2次予選リーグ(7日、横浜)

3大会連続の五輪出場を目指すロコ・ソラーレは2次予選リーグ3勝1敗で迎えた最後の試合となるフィロシーク青森との戦いを12ー4で勝利しました。

前日に今大会5連勝中のフォルティウスとの激闘で、2点ビハインドで迎えた最終第10エンドで3点を奪い、大逆転勝利を収めました。これでロコ・ソラーレは決勝トーナメント進出を決め、9月のミラノ・コルティナ五輪代表候補決定戦への挑戦権を獲得しました。

第1エンドからロコ・ソラーレが3点と大量得点を奪うと、第3エンドでも4点と再びのビッグエンドをつかみます。第4エンド残り1投ずつを残し、ロコ・ソラーレのストーンがハウスの中に5つ残っています。先行のロコ・ソラーレはストーンを手前につけ、6つめのストーンをハウスに収めました。しかし、最後の1投を投げたフィロシーク青森のストーンはガードをすれすれで避けながらハウスの中心へ収まるスーパーショットが飛び出し、1点を奪われました。

それでも、第6エンド藤澤五月選手がチャンスをしっかりものにして、ハウス中央へストーンを投じ、3点をプラスします。第8エンドで2点奪うとここでコンシード。ロコ・ソラーレは初戦の敗戦から盛り返し、1次リーグの結果を持ち越して4勝1敗で決勝トーナメントへ進みます。
最終更新日:2025年2月7日 16:16