「あと3回楽しんで」箱根駅伝激闘の裏側 國學院大學4年の山本歩夢はライバル校の1年生にエール
3区を走り終え笑顔で会話する國學院大・山本歩夢選手(左)と駒澤大・谷中晴選手(右)
青山学院大学が総合連覇を果たした第101回箱根駅伝。戸塚中継所から湘南を駆け抜ける3区では、激闘を終えた選手たちが大学の垣根を越えてたたえ合う場面が見られました。
戸塚中継所を5位でタスキを受けた駒澤大学の谷中晴選手(1年)に対して、その32秒後にスタートした國學院大學の山本歩夢選手(4年)や51秒差でスタートした早稲田大学の山口竣平選手(1年)が猛追。最後は山口選手が谷中選手に追いつき1年生同士の激しい競り合いとなり、平塚中継所では4位駒澤大学、1秒後に早稲田大学、20秒後に國學院大學がタスキリレー。熱い21.4キロの戦いを終えました。
4年生の山本選手は、膝をつく谷中選手と山口選手の元へ行き、「ありがとね」と笑顔。握手をかわし3人は笑顔で健闘をたたえあいます。
また待機所のテントでは、谷中選手と横並びになった山本選手が「最後の箱根、終わってしまった」と一言。学生最後の箱根駅伝を走り抜けた感傷に浸りながらも、隣に座るライバル校の1年生に「あと3回楽しんで」とエールを送る姿がありました。
戸塚中継所を5位でタスキを受けた駒澤大学の谷中晴選手(1年)に対して、その32秒後にスタートした國學院大學の山本歩夢選手(4年)や51秒差でスタートした早稲田大学の山口竣平選手(1年)が猛追。最後は山口選手が谷中選手に追いつき1年生同士の激しい競り合いとなり、平塚中継所では4位駒澤大学、1秒後に早稲田大学、20秒後に國學院大學がタスキリレー。熱い21.4キロの戦いを終えました。
4年生の山本選手は、膝をつく谷中選手と山口選手の元へ行き、「ありがとね」と笑顔。握手をかわし3人は笑顔で健闘をたたえあいます。
また待機所のテントでは、谷中選手と横並びになった山本選手が「最後の箱根、終わってしまった」と一言。学生最後の箱根駅伝を走り抜けた感傷に浸りながらも、隣に座るライバル校の1年生に「あと3回楽しんで」とエールを送る姿がありました。
最終更新日:2025年1月20日 10:16