卓球で五輪3大会連続メダリストの石川佳純選手が1日、自身のインスタグラムで現役引退を発表しました。

これを受け、オリンピックや世界選手権などでともに戦った伊藤美誠選手がコメントを発表し、石川選手への憧れや感謝の思いを語りました。

伊藤選手は石川選手と福原愛さんとともに16年リオ五輪団体で銅メダルを獲得。21年東京五輪では、石川選手、平野美宇選手と団体銀メダルを手にしました。

伊藤選手は「石川さんは絶対に勝ってくれる！という安心感の中、私も戦うことができました」と一緒に戦い抜いたオリンピックを振り返りました。

以下、コメント全文。

「私が石川さんの試合を目の前で初めてしっかり見たのは、小学校6年生の時、ロンドンオリンピックの会場でした。大歓声と沈黙の繰り返しの中、高い集中力で試合をされていました。

リオオリンピックでは一緒に団体銅メダルを獲得し、その後は東京オリンピックで金メダルという自身の目標に向かって邁進する中、ものすごく高い位置(世界ランク)の石川さんを見上げながら走り続けました。

2016年、2018年の世界選手権、オリンピックではリオと東京の団体戦で一緒に戦わせていただき、石川さんは絶対に勝ってくれる！という安心感の中、私も戦うことができました。これからも石川さんの道を石川さんらしく貫いてください。本当にありがとうございました」