高校剣道の全国大会・魁星旗争奪剣道大会が、3日後、秋田市で開幕します。

全国の高校剣士が集まる大会を前に、練習試合の場「錬成会」が、26日に始まりました。

午前8時半頃。

県立武道館に、県外から訪れた高校生が集まり始めました。

県内の高校生を交えた練習試合の場「錬成会」が行われています。

男子は県立武道館、女子は県立体育館が会場です。

3日後に開幕する魁星旗争奪剣道大会に出場するチームの、腕試しの場になっていて、試合を撮影して、今後に生かそうとするチームも多くありました。

京華高校2年　浅倉青空 主将
「練習試合はあるんですけど、やっぱり東京・埼玉・千葉とか、近い学校としかできないので、東北の学校とできるので、あんまりこういう機会がないので」

魁星旗には、カナダの選抜チームも、2年連続で出場します。

アニメなどの日本文化の影響で始める人も多く、チームによると、カナダでも約2000人が剣道に打ち込んでいるそうです。

カナダ選抜　ナサニエルソン 主将
「日本に来るのは、カナダ選抜にとって本当にいい経験です。日本の高校生から学ぶことも多いですし、日本は剣道の本場なので、スピードも速いし、勉強になります」

錬成会は、28日までですが、31日の魁星旗 決勝まで、竹刀がぶつかりあう音が武道館に響き渡ります。