「彼の愛は私の生きる活力になりました」ハピネッツ前田HCがケビン・ブラスウェル氏を追悼
バスケットボールB1秋田ノーザンハピネッツは25日、前の日に46歳で亡くなった宇都宮ブレックスのヘッドコーチで、秋田でも2シーズンともに戦ったケビン・ブラスウェル氏を追悼するリリースを発表しました。
アメリカ出身のブラスウェル氏は2021年6月に秋田ノーザンハピネッツのアシスタントコーチに就任、翌年8月に前田顕蔵ヘッドコーチが妻なつ美さんの療養に寄り添うためにチームを離脱した際にはヘッドコーチ代行としてチームを指揮しました。
23年7月に宇都宮ブレックスに加入、翌年6月からチームを指揮しています。
ハピネッツは3月1日土曜日に開催する三遠ネオフェニックス戦の試合前に黙とうを行うほか、1日と2日、さらに5日の仙台89ERSとの試合はユニフォームに喪章をつけて臨みます。
ケビン・ブラスウェルHCの訃報を受け、言葉を失い、心を裂かれる思いです。誠に残念でなりません。彼のご家族と彼に関わる全ての皆様に心からお悔やみ申し上げます。
彼と日々過ごした2021-2022シーズンはクラブ初のチャンピオンシップ出場を果たしました。翌シーズンは私のケアをしながら秋田を背負って戦い、守ってくれました。常にポジティブで自信に溢れた彼の性格は秋田にとって大きな活力でした。そして彼の愛は私の生きる活力になりました。彼が注いでくれた情熱と愛情に心から感謝申し上げます。止まってはいけません。彼が生きたかった尊い日々を大切にして私自身進んで行こう思います。心から哀悼の意を表します。