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バドミントン ナガマツペアとシダマツペア オリンピック後の会見で応援に感謝

2024年8月13日 10:03
バドミントン ナガマツペアとシダマツペア オリンピック後の会見で応援に感謝
取材:日本テレビ・熊本県民テレビ

パリオリンピック・バドミントン女子ダブルス、北都銀行の永原和可那・松本麻佑のナガマツペアと、八郎潟町出身、志田千陽と松山奈未のシダマツペア。

9日に帰国後の記者会見に臨み、それぞれオリンピックを振り返り、応援に感謝を述べました。

銅メダルを獲得したシダマツペアは、その後、所属する熊本の再春館製薬所にも訪れ、今後について語りました。

東京で開かれた記者会見。

北都銀行の永原和可那・松本麻佑のナガマツペアや、八郎潟町出身の志田千陽と松山奈未のシダマツペアなど、パリオリンピックのバドミントン競技に出場した12人の選手が出席しました。

2大会連続でオリンピックに出場したナガマツペア。

決勝トーナメントに進むことはかないませんでしたが、強豪ペアを相手に最後まで粘り強いプレーを見せました。

北都銀行 永原和可那 選手
「悔しい結果でしたけど、2度オリンピックの舞台で2人で一緒に戦えたことはすごく自分の経験になりましたし、すごく幸せな時間だったなと思います」

北都銀行 松本麻佑 選手
「たくさんの歓声を浴びながら、応援を肌で感じることができて、本当に良かったなと思っています」

オリンピック初出場のシダマツペアは、攻めの姿勢を貫き、3位決定戦でマレーシアのペアにストレート勝ちを収めて、銅メダルを手にしました。

八郎潟町出身 志田千陽 選手
「日本からもたくさんのメッセージやたくさんの応援があって、私たちは今までで1番楽しめた試合になったかなと思っています」

初めてのオリンピックの舞台で念願のメダルを獲得したシダマツペア。

志田選手は、八郎潟町出身として4人目のメダリストです。

記者会見のあと、熊本に到着したシダマツペア。

その姿を一目見ようと、多くの人が空港に駆け付けました。

志田選手
「応援ありがとうございました」

シダマツぺアは、そのまま所属する再春館製薬所を訪れました。

こちらでも、シダマツの健闘をたたえようと、約300人の社員などが出迎えました。

メダルをとったあと、100件以上の祝福の連絡が届いたという、シダマツペア。

改めてオリンピックを振り返りました。

志田選手
「負けた試合も自分たちの全部を出し切った結果でしたし、最後もシダマツらしい試合ができて銅メダルを取れて、本当に私たち自身はそれにすごく、悔いもないし、満足しています」

シダマツペアは今後の目標について、時間がある時にゆっくり2人で考えていきたいと話していますが、まずは直近のジャパンオープンの試合に向けて調整していくことにしています。

志田選手
「メダリストとして挑む初めての大会だと思うんですけれど、少しでも多くの人に楽しんでもらえるように、私たちも準備していきたいなと思っています」

パリオリンピックで熱戦を繰り広げたシダマツペアやナガマツペアが出場するジャパンオープンは、今月20日に、神奈川で開幕します。

世界を舞台に戦った両ペアの今後の活躍に注目です。

北都銀行の永原和可那・松本麻佑のナガマツペアは、15日木曜日に県庁を訪れ、佐竹知事にパリオリンピックの出場報告を行う予定です。
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