豊作を願って…リンゴの名産地で枝のせん定作業盛ん 本格的な春を前に 横手市
本格的な春の訪れを前に、県内一のリンゴの産地・横手市で、余分な枝を切るせん定作業が盛んに行われています。
リンゴの出来を左右するシーズン最初の重要な作業で、豊作を願いながら進められています。
平地から山のすそ野にかけて果樹園が広がる、リンゴの産地、横手市平鹿町。
約50アールでリンゴを栽培している農家・髙橋政一さんのリンゴ園でも、余分な枝を切り落とす、せん定が進められています。
せん定は、リンゴの出来を左右する、シーズン最初の重要な作業です。
低気圧の影響で風が強く、断続的に雪の降った17日の横手市。
髙橋さんは、より良いリンゴが実るように、日当たり具合などを見極めながら、手際よく枝を切り落としていました。
髙橋政一さん
「田んぼの苗づくりと同じで、せん定が、栽培のやっぱり要で、9割方決まっちゃうな。リンゴに適した気候になって、穏やかな年であればいいなと思っています」
例年、リンゴの花が開くのは、4月下旬から5月上旬です。
つぼみが芽吹く春に向けて、豊作を願いながら進められるせん定作業は、来月いっぱい続きます。