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球春到来!高校野球 春の県大会が開幕

2024年5月10日 18:36
球春到来!高校野球 春の県大会が開幕

高校野球・春の県大会が開幕しました。
夏の甲子園予選のシード権と東北大会出場をかけて熱戦スタートです。

去年から出場校の減少などを理由に全県一区でのトーナメント戦となった、高校野球・春の県大会。

さきがけ八橋球場の第一試合は、秋田工業と男鹿工業が対戦しました。

男鹿工業は初回、守備で魅せます。

先頭バッターの打球をセンターでキャプテンの佐々木悠弥がスライディングキャッチ。

このプレーで、先発ピッチャーの大友も勢いづきました。
続くバッター2人を三振に抑えます。

しかし、秋田工業も負けていません。
セーフティバントを決めるなど男鹿工業を足で揺さぶり、再三、得点のチャンスを作ります。

迎えた6回裏。
2塁ランナーの7番佐々木希夢が盗塁から相手のミスを誘い、そのままホームイン。
秋田工業が先制します。

しかし、7回に1点を返された秋田工業。
8回には2アウト満塁のピンチを迎えますが、ここは三振に抑えました。
勝ち越し点を与えません。

試合は同点のまま延長タイブレークに突入しました。

ノーアウト1塁2塁で始まるタイブレーク。
10回表をゼロで抑えた秋田工業は、3番菅原のバントがオールセーフに、満塁とします。

最後は4番キャプテン佐藤唯樹がフォアボールを選んでゲームセット。

秋田工業が2回戦に進みました。

秋田工業 佐藤唯樹主将
「チームとしてはやっぱり守備で粘れたことが良かったことです。次はやっぱり一本出して、もっと楽な試合を展開できるようにしていきたいです」

そのほかの試合結果です。

さきがけ八橋球場の第2試合は、新屋が初回に一挙5点をあげ、増田を7回コールドで破りました。

大仙市の大曲球場で行われた2試合。
秋田は大勝。
今年、小坂と十和田、それに花輪の3つの高校が統合した鹿角は初陣を飾りました。

能代市の山田久志サブマリンスタジアムで行われた第1試合は、
横手清陵が8回に4点をあげ湯沢翔北を突き放しました。

大曲農業は接戦を制しています。

大会は11日も3会場で2回戦8試合が行われます。

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