パリオリンピック開幕まであと2週間余り。バドミントン女子ダブルスに2大会連続で出場する、北都銀行の永原和可那選手、松本麻佑選手のナガマツペアが秋田市で練習を公開しました。秋田での練習は10日が最後。「持ってる力を出し切ればメダルという結果がついてくる自信がある」と意気込みを語りました。

バドミントン女子ダブルス世界ランキング6位のナガマツペア。オリンピック前最後の海外遠征を終え、この1か月ほどは秋田で練習しています。

練習会場の準備なども自ら行い、限られた時間で集中力を高め練習に臨んでいます。

ナガマツペアの持ち味は力強いスマッシュをはじめとした攻撃的なプレーです。最近は早い展開での攻撃を強化するためよりパワーとスピードがある男子選手を相手にした練習を増やしています。

持ち味をさらに生かすため力を入れているのがレシーブです。守備でリズムを整えそこから前衛が相手を崩し得点へつなげる狙いがあります。

東京オリンピックの経験を踏まえ、大舞台での緊張をどう乗り越えるかが課題の一つだと話すナガマツペア。

松本麻佑選手
「緊張した自分にびっくりしてしまったところもあるので、今回は緊張するのは当たり前だって思って、前回くらい緊張はするんだぞって最初から思って。緊張しても自分たちのパフォーマンスが出せるようにしっかり状況を見て戦えればなと思ってます。」

永原和可那選手
「自分たちの今持ってる力を出し切ればメダルが必ずついてくるっていう自信もあるので、まずは結果を先に見るより、自分たちのプレーをしっかり出した先に結果がついてくるようにしたい思っています。」

秋田では10日まで練習に励みます。

バドミントン競技は27日から熱戦が繰り広げられます。