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「イニングを稼いでほしい」高津監督が先発陣に発破 リリーフ陣に疲労の色 村上の復調に期待

2023年6月19日 6:00
「イニングを稼いでほしい」高津監督が先発陣に発破 リリーフ陣に疲労の色 村上の復調に期待
高津臣吾監督
プロ野球セ・パ交流戦 オリックス6-0ヤクルト(18日、神宮球場)

6回まで投手戦が続くも、7回にリリーフ陣が打たれて敗れたヤクルト。試合後、高津臣吾監督が試合を振り返りました。

今季3度目の先発登板で、6回を被安打3本、無失点の好投を見せた小澤怜史投手について「急造先発投手として100点満点だったと思います。よく制球もされていましたし、ストレートも走っているように見えましたし、よく投げた」と評価。

そして6回にホームラン2本を含む打者10人の猛攻を受け、6失点したリリーフ陣について、「難しいところだとは思いますけども、一振りで先制されたので、その後の失点を抑えたかったですね」とコメントしました。

ヤクルトは13日から18日にまでの2カード計6試合で、先発投手が6回以上投げたのは14日の高橋奎二投手(6回3失点)と、この日投げた小澤投手のみで、チームも6連敗。

15日と17日は5人の投手をリリーフ登板させるなど、リリーフ陣は6試合で先発投手が投じた30イニングに近い25イニングを投球し、疲労の色が出てきています。

これに高津監督は「こういう起用はよくないが、こうやってチャンスを与えるという意味合いもある。でも何度も言うように、先発がしっかりしないと。もうちょっと先発ピッチャーがしっかりイニングを稼いでほしい」と先発投手陣へ発破をかけました。

また前日17日の試合で、ホームランを打ったオスナ選手とサンタナ選手が、この日は無安打。打線はオリックスを上回るヒット数を記録するも完封負けを喫し、「昨日打った人が今日全く打たない。ランナーが出るとバットが出ない。何が原因か分からないですけど、ここで1本というのが何度もあった。今日は先頭が何度も出たので、チャンスがなかったわけでもないのですけど、難しい1点でしたね」と話しました。

そんな中、村上宗隆選手は4打数3安打の猛打賞で、2試合連続マルチ安打を記録するなど、復調の気配も見られ「ムネが打てば自然とチャンスが広がる、チャンスができる。得点も入ると思っていますので、今日3本打てたのはよかった。気分もいいと思います」と、4番の復活を期待しました。
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