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【高校サッカー】前橋育英が鮮やか逆転劇で決勝進出 佐藤が技ありシュート含む2得点 途中出場の2年生・白井もゴール奪う

2025年1月11日 13:58
【高校サッカー】前橋育英が鮮やか逆転劇で決勝進出 佐藤が技ありシュート含む2得点 途中出場の2年生・白井もゴール奪う
逆転ゴールに喜ぶ前橋育英・佐藤耕太選手
◇第103回全国高等学校サッカー選手権大会準決勝 前橋育英3-1東福岡(11日、国立競技場)

94回大会以来の優勝を目指す東福岡(福岡)と、96回大会以来の優勝を狙う前橋育英(群馬)が準決勝で対戦。

試合は前半11分、東福岡が右サイドから攻撃を展開。MF福澤隆大選手がグラウンダーでクロスを出すと、FW伊波樹生選手がゴールを奪い、東福岡が先制します。

反撃したい前橋育英でしたが、ここまでの全4試合を無失点で勝ち上がってきた東福岡の堅守を攻略できず、前半を1点ビハインドで終えます。

それでも前橋育英は後半3分、前線が積極的にプレスを仕掛けると、FW佐藤耕太選手が東福岡のDF大坪聖央選手のパスをカット。そのままペナルティーエリアに進入してゴール奪い、後半開始早々に前橋育英が同点に追いつきます。

これで流れをつかんだ前橋育英は後半9分、FWオノノジュ慶吏選手のパスから佐藤選手がシュート。カーブのかかったボールは、ファーサイドのゴールポストに直撃すると、そのままゴールネットを揺らし、逆転します。

さらに後半13分、途中出場の2年生MF白井誠也選手が自陣のペナルティエリア付近でボールを奪うと、相手のプレスをものともせずドリブルで前進。1度サイドへパスを出し、折り返しのパスに白井選手がシュートを決めて、リードを2点に広げます。

東福岡も反撃に出ますが、流れをつかみ勢いに乗った前橋育英からゴールを奪うことができず、ベスト4で敗退となりました。
最終更新日:2025年1月11日 15:39