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引退発表の遠藤保仁 代名詞“コロコロPK”の極意は「自信を持って蹴るのが一番」

2024年1月10日 11:00
引退発表の遠藤保仁 代名詞“コロコロPK”の極意は「自信を持って蹴るのが一番」
2008年FIFAクラブW杯準決勝 マンチェスターU対G大阪戦 PKゴールを決めた遠藤保仁選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
サッカー元日本代表の遠藤保仁選手が9日、2023年シーズンをもって現役引退することを所属するジュビロ磐田を通じて発表しました。

現在43歳の遠藤選手は、98年に横浜フリューゲルスでプロデビュー。20年間在籍したガンバ大阪など、26年にわたってJリーグでプレー。

その遠藤選手の代名詞が、相手GKの動きを完璧に読み逆方向にボール転がして決める「コロコロPK」です。

以前日本テレビの番組でPKの極意について聞かれた遠藤選手は「練習も大事ですけど、自信を持って蹴るのが一番。色んな局面、プレッシャーとかあるけど、意思を持って蹴れればいいかなと思う」と語りました。

この「コロコロPK」を武器に、J1でのPK得点数も『31得点』と歴代トップである遠藤選手。J1通算35本のPKを蹴り、31得点、成功率89%と驚異の成功率を誇ります。

また、2008年12月に出場したクラブW杯では準決勝でヨーロッパ王者のマンチェスター・ユナイテッドと対戦。当時現役最高GKと称されたオランダのファン・デル・サール選手からコロコロPKで得点を奪ったことは現在も語り継がれています。