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阪神延長11回にまさかの6失点 4連敗で3位争いから一歩後退 引退試合の糸井嘉男は代打で安打

2022年9月21日 23:02
阪神延長11回にまさかの6失点 4連敗で3位争いから一歩後退 引退試合の糸井嘉男は代打で安打
阪神・矢野燿大監督
プロ野球セ・リーグ 広島10-4阪神(21日、甲子園球場)

阪神が同率で4位で並んでいた広島との直接対決で、激戦を演じましたが延長戦で力尽き、糸井嘉男選手の引退試合に花を添えることはできませんでした。

CS進出へ向け、負けられない一戦だった阪神は初回、今シーズン限りで引退する糸井嘉男選手の近畿大学の後輩・佐藤輝明選手がタイムリーを放ち2点を先制。

しかし直後の2回、甲子園で昨シーズンから10連勝中だった先発の伊藤将司投手がこの回だけで2本のホームランを浴びるなどで早くも降板します。

5回には今シーズン限りで引退する糸井選手が代打で登場。見事にヒットを放ち、球場の阪神ファンから大きな拍手が送られます。阪神はこの糸井選手のヒットをきっかけに1点差に追いつくと、迎えた6回には、梅野隆太郎選手が値千金の第4号ソロを放ち4-4の同点に追いつきます。

試合はこのまま延長戦に突入。しかし迎えた延長11回、7番手の岩貞祐太投手がつかまります。1アウト1塁の場面で小園海斗選手の送りバントを岩貞投手が悪送球。自らピンチを広げると、さらにフォアボールで満塁とし、ここから広島打線に3連打を浴び、一気に4失点。代わった加治屋蓮投手もタイムリーを許し、阪神は延長11回にまさかの6失点。

阪神は10-4で敗れ、これで4連敗。試合前に同率で4位に並んでいた広島に痛い敗戦を喫しました。