プロ野球セ・パ交流戦は7日、各地で6試合が行われました。この日は順位に変動はありませんでした。

首位を走るオリックスですが、侍ジャパンの戸郷翔征投手から得点を奪えず、投手陣が崩壊し10失点。連勝が3でストップしました。

首位とゲーム差「2」のロッテは、投打がかみ合います。ヤクルトを相手に、先発のメルセデス投手が、6回途中までノーノー投球で勝利に貢献。打っては、山口航輝選手が3ランホームランなどで6得点で大勝し、首位とのゲーム差を「1」に縮めました。

3位のソフトバンクは、DeNAと対戦。先発の東浜巨投手が好投を見せ、7回99球7奪三振2安打0失点の活躍。7回には、東浜投手の“女房役”の甲斐拓也選手が確信の第3号ホームランを打つなど、無失点でソフトバンクが勝利しました。

4位の日本ハムは広島と対戦。投手戦となりますが、先発の加藤貴之投手が坂倉将吾選手に1発を浴び、惜敗しました。

5位の西武は中日と激闘を繰り広げました。7回に源田壮亮選手が先制タイムリーを放つも9回に同点に追いつかれます。しかし、その裏の攻撃で、長谷川信哉選手が劇的ホームランでサヨナラ勝ちを収めました。

最下位の楽天は、田中将大投手が先発しましたが、阪神相手に5回5失点で降板。9回にも石橋良太投手が5失点するなど14本のヒットを許し11失点。安田悠馬選手と辰己涼介選手にホームランが飛び出すも敗れました。

＜7日の結果＞

◆巨人10-0オリックス
勝利投手【巨人】戸郷翔征(7勝1敗)
敗戦投手【オリックス】曽谷龍平(0勝1敗)
本塁打
【巨人】ウォーカー5号、大城卓三8号

◆ロッテ6-0ヤクルト
勝利投手【ロッテ】メルセデス(2勝3敗1S)
敗戦投手【ヤクルト】高橋 奎二(2勝3敗)
本塁打
【ロッテ】山口航輝4号

◆ソフトバンク4-0DeNA
勝利投手【ソフトバンク】東浜巨(4勝5敗)
敗戦投手【DeNA】石田健大(2勝3敗)
セーブ【ソフトバンク】モイネロ(2勝0敗3S)
本塁打
【ソフトバンク】甲斐拓也3号

◆広島1-0日本ハム
勝利投手【広島】九里亜蓮(5勝2敗)
敗戦投手【日本ハム】加藤貴之(4勝4敗)
セーブ【広島】矢崎拓也(3勝0敗7S)
本塁打
【日本ハム】坂倉将吾5号

◆西武2x-1中日
勝利投手【西武】増田達至(2勝1敗8S)
敗戦投手【中日】祖父江大輔(2勝3敗)
本塁打
【西武】長谷川信哉2号

◆阪神11-3楽天
勝利投手【阪神】西勇輝（3勝4敗）
敗戦投手【楽天】田中将大（3勝4敗）
本塁打
【阪神】ミエセス4号
【楽天】安田悠馬3号、辰己涼介4号