翌日にアジアカップカタールの準々決勝・イラン戦を控えたサッカー日本代表の森保一監督が2日、会見に臨み、性加害報道をめぐってチームからの離脱が発表された伊東純也選手について語りました。

海外メディアから伊東選手の離脱について聞かれた森保監督は、「できれば純也とこの大会最後まで優勝目指して戦いたいという気持ちは持っていました。協議をした中で本人の意思もあり、離脱という判断をJFAがしたところ、同意して、離脱ということになりました。もちろんこれまでの勝利に貢献してくれた選手なので残念な思いはありますが、本人の心身の健康を大切に考えたいと思います」と説明しました。

また、伊東選手と話をしたか聞かれると「本人とも話をしております。健康ということに関しては話はできている状態ですけど、サッカーをハイインテンシティの中で戦っていくというメンタルの状態ではないかなと思っております。そこに関しては最大限にサポートしていきたいと思いますし、彼が少しでも早くトップのパフォーマンスができるように見守っていきたいと思います」と状態を明かしました。

さらに重ねて「疑惑ということで彼を過剰に追い込むことは控えていただきたいと思います。よろしくお願いします」とメディアに呼びかけ、「彼はアジアでも素晴らしい選手で、今回プレーできないということはアジアのサッカーの発展にも響くことだと思う。明日の日本対イラン、この素晴らしい試合の中で世界のトップ基準で戦える選手がいなくなることは非常に残念に思いますし、彼がまたアジアのトップの選手として一緒に戦えるプレーを見せてくれることを応援していただければと思います」と話しました。