アジアサッカー連盟(AFC)は30日、2026年のFIFAワールドカップアジア2次予選の北朝鮮代表対日本代表の開催地が平壌にある「金日成競技場」であることを発表しました。

日本代表が北朝鮮・平壌で試合するのは2011年W杯ブラジル大会アジア3次予選以来の13年ぶりとなります。

前回は、アルベルト・ザッケローニ氏が就任後16試合負けなしと波に乗っている中での北朝鮮との対戦でしたが、黒星を喫しました。日本は中村憲剛氏や岡崎慎司氏がスターティングメンバーとしてプレーしていましたが、スタジアム中を埋め尽くす約5万人の北朝鮮ファンに後押しされた北朝鮮が後半5分で先制点を取り、そのまま0-1で日本は試合に敗れています。

両国の対戦成績は8勝7敗4引き分けと日本がわずかに勝ち越していますが、平壌で開催された試合は4試合で日本は2敗2引き分けと、勝利を収めていません。さらに4戦すべてで無得点に終わっています。

現在グループBで首位に立つ日本は3月21日に北朝鮮とホームの国立競技場で対戦した後、中4日空けて平壌でアウェーの戦いに挑みます。

▽過去の北朝鮮対日本の平壌での試合成績

2011年 ●0-1 (W杯ブラジル大会アジア3次予選)
1989年 ●0-2 (W杯イタリア'90アジア地区1次予選)
1985年0-0 (W杯メキシコ'86アジア地区1次予選)
1979年0-0 (国際親善試合)