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「攻略には時間がかかる」ドジャース・山本由伸の好投にゴールドシュミットら相手打線も絶賛

2024年3月31日 18:49
「攻略には時間がかかる」ドジャース・山本由伸の好投にゴールドシュミットら相手打線も絶賛
山本由伸投手がナインに向かって笑顔でサムズアップポーズ(写真:日刊スポーツ/アフロ)
MLBカージナルス6-5ドジャース(日本時間31日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの山本由伸投手が日本時間31日、カージナルス戦で本拠地初先発。5回を投げ、2安打、5奪三振、無四球、無失点の快投を披露しました。

初回、カーブやスプリットで3者連続三振に抑え、本拠地は大歓声。4回終了後には約35分間の雨天中断も挟みましたが、集中力を切らしませんでした。

前回登板となった21日、韓国ソウルで行われたパドレスとの開幕シリーズでは1回5失点。ほろ苦いメジャーデビューとなりましたが、不安を一蹴させました。

メジャー通算341本塁打を誇るカージナルスのポール・ゴールドシュミット選手には、2打数無安打、1奪三振。メジャー屈指の強打者は、「彼が良いピッチャーだということは知っていたし、今夜はいいピッチングをしていた。彼は自分の仕事をし、我々に対して先手を取り、すべての球種を駆使していい投球をしたと思う」と対戦を振り返ります。最も印象に残った球種を聞かれると、「彼が使っていた全部だ」と答え、「彼はストライクを取りに来るピッチングをしていて、いい投球だった」と繰り返したたえました。

さらに、山本投手の前に2打数無安打、1三振に倒れた1番のブレンダン・ドノバン選手もコメント。「とても素晴らしかった。スプリットとカーブをそれぞれ2球ずつバッチリな場所に決められた」と振り返り、「今日はカーブが良かったと思った。縦にも横にもいい動きをしていてストライクになると思わなかった」と驚嘆の言葉を残します。

さらに2打数無安打、1三振に終わった3番のノーラン・ゴーマン選手は「素晴らしいピッチャーだね。どの球も効果的だった。平均以上の投手だから、攻略は長い戦いになるね」と語りました。