【高校サッカー展望・鳥取】インターハイ3位の米子北と「米子北を倒すために集まった」鳥取城北
13大会連続(18回目)で全国への切符を手にした米子北高校
第101回全国高校サッカー選手権は12月28日に開幕します。一回戦で、鳥取県代表の米子北は29日に松本国際(長野)と対戦。10月29日に行われた鳥取県大会決勝を振り返り、全国での戦いを展望します。
◇ ◇ ◇
鳥取県大会決勝は、13連覇を狙う米子北(準決勝まで3試合32得点1失点)と初の全国を目指す鳥取城北(準決勝まで3試合12得点2失点)の一戦となりました。
米子北がロングボールとハイプレスで圧力をかけますが、ブロックを敷いて粘り強く守る鳥取城北が持ち前の技術を活かしたパスサッカーで攻撃に転じ、獲得したコーナーキックから武信有眞選手(3年)が前半15分に先制点をあげます。12連覇中の米子北が選手権の県大会決勝で先制されたのは、12連覇が始まる前の年の88回大会以来、13大会ぶりです。
ハーフタイムに立て直し、さらにパワーを持って攻撃を仕掛ける米子北が後半5分にはロングスローから、9分にはクロスから立て続けに福田秀人選手(3年)のヘディングでゴールを奪い、逆転に成功します。
その後も鳥取城北ゴールを脅かし続けた米子北でしたが、鳥取城北のGK高橋伯明選手(3年)のファインセーブに阻まれ、2-1で試合終了。米子北が13年連続で全国への切符を手にしました。
試合後、城市徳之総監督は「夏のインターハイでは2年連続ベスト4以上という結果を残せているが、ここ最近、冬は結果が出ていない。鳥取県の代表として頑張りたい」と夏の雪辱を誓いました。
2得点をあげた福田選手は「米子北の代表として出場していることを忘れず、出られない選手の気持ちを考え、自分が得点を決めてチームの勝利に貢献したいと思っていた。去年の全国大会では初戦で敗れてしまって悔しい思いが残っている。絶対に日本一を獲るという思いで頑張りたい」と初の全国制覇への熱い思いを語りました。
(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/日本海テレビ)
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鳥取県大会決勝は、13連覇を狙う米子北(準決勝まで3試合32得点1失点)と初の全国を目指す鳥取城北(準決勝まで3試合12得点2失点)の一戦となりました。
米子北がロングボールとハイプレスで圧力をかけますが、ブロックを敷いて粘り強く守る鳥取城北が持ち前の技術を活かしたパスサッカーで攻撃に転じ、獲得したコーナーキックから武信有眞選手(3年)が前半15分に先制点をあげます。12連覇中の米子北が選手権の県大会決勝で先制されたのは、12連覇が始まる前の年の88回大会以来、13大会ぶりです。
ハーフタイムに立て直し、さらにパワーを持って攻撃を仕掛ける米子北が後半5分にはロングスローから、9分にはクロスから立て続けに福田秀人選手(3年)のヘディングでゴールを奪い、逆転に成功します。
その後も鳥取城北ゴールを脅かし続けた米子北でしたが、鳥取城北のGK高橋伯明選手(3年)のファインセーブに阻まれ、2-1で試合終了。米子北が13年連続で全国への切符を手にしました。
試合後、城市徳之総監督は「夏のインターハイでは2年連続ベスト4以上という結果を残せているが、ここ最近、冬は結果が出ていない。鳥取県の代表として頑張りたい」と夏の雪辱を誓いました。
2得点をあげた福田選手は「米子北の代表として出場していることを忘れず、出られない選手の気持ちを考え、自分が得点を決めてチームの勝利に貢献したいと思っていた。去年の全国大会では初戦で敗れてしまって悔しい思いが残っている。絶対に日本一を獲るという思いで頑張りたい」と初の全国制覇への熱い思いを語りました。
(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/日本海テレビ)