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高校サッカー出身Jリーガーがコロナ禍の後輩へ 甲子園優勝校の仙台育英・須江監督の言葉にも感銘

2022年8月24日 18:01
高校サッカー出身Jリーガーがコロナ禍の後輩へ 甲子園優勝校の仙台育英・須江監督の言葉にも感銘
桐光学園でともに高校サッカーに出場した横浜FC所属の小川航基選手(左)とイサカゼイン選手(右)
サッカーJ2横浜FCは23日、練習を公開し、第94回全国高校サッカー選手権大会に神奈川・桐光学園の同級生としてともに出場したJ2得点ランキングトップ(8月3日時点)の小川航基選手とイサカゼイン選手が、取材に応じました。

2人は夏の甲子園で全国制覇を果たした仙台育英(宮城)・須江航監督の優勝インタビューの言葉や、自身の高校時代の経験を踏まえて、コロナ禍を生きる高校生への思いを語りました。

「青春ってすごく密なので。でもそれが全部ダメだと言われたが、苦しい中で諦めないで全国の高校生が本当によくやってくれた」

仙台育英・須江監督の3年生部員への思いが込められた言葉。

横浜FCの小川選手は「振り返ると高校時代に自分は思う存分やらせてもらって、それが今に生きている。その時間をコロナで奪われたっていうのは、本当に言葉にできない。自分も高校生のために何かできたらと思った」と話しました。

また、イサカ選手は「昨年は甲子園全国大会を出場辞退したというニュースも見ていたので、大事な高校3年間の一部がコロナで奪われたのは本当に悲しい。でも、そのもどかしさをエネルギーに変えて戦ってくれて、感動する試合を見せてくれたのではないかと思う」と後輩たちへの思いを語りました。

そして、全国高校サッカー選手権を目指す高校生に向けて、小川選手は「自分は高校総体が悔しい結果に終わった後、夏合宿や練習で強い気持ちを持って取り組み、選手権でゴールを奪えた。高校生の皆さんには時間を大切に無駄にせず、頑張って欲しい」と述べ、イサカ選手は「高校3年間で1番目指していたのが、選手権の全国の舞台。全てをかけて夢中になって、1試合1試合の勝負を戦ってもらいたい」とエールを送りました。

第101回全国高校サッカー選手権大会は今年12月28日開幕予定です。

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