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日本ハム 7月15日以来の最下位脱出 清宮幸太郎の先制10号&サイクル王手 五十幡亮汰の俊足で勝ち越し勝利

2023年8月27日 20:45
日本ハム 7月15日以来の最下位脱出 清宮幸太郎の先制10号&サイクル王手 五十幡亮汰の俊足で勝ち越し勝利
左から日本ハムの清宮幸太郎選手と五十幡亮汰選手
プロ野球パ・リーグ 日本ハム4-3西武(27日、ベルーナドーム)

初回西武の先発・與座海人投手の甘く入ったボールを日本ハム清宮幸太郎選手がスタンドに打ち返し、第10号ホームランで先制に成功します。

今月5連勝を含む12勝9敗1分と好調の日本ハムでしたが、2回に西武打線に捕まります。5番・中村剛也選手から4連打を浴び、2点取られて逆転を許します。

それでも直後の3回の攻撃、先頭の奈良間大己選手が死球で出塁し、五十幡亮汰選手がきっちりバントで塁を進めさせます。

その後2アウトとなり、打席には4番の万波中正選手。左中間真っ二つのタイムリーツーベースですぐさま同点に追いつきます。

均衡した展開となりますが、6回ついに動きます。2アウト3塁とチャンスの場面で打席には俊足の五十幡選手。強烈な打球がサードの平沼翔太選手を襲いますが、俊足を生かし1塁へ爆走。平沼選手は1塁に送球しますがセーフ。その間にサードランナーの郡司裕也選手が生還し勝ち越し。続く清宮選手もタイムリーを放つなど2点リードの日本ハム。

さらに清宮選手は本塁打・レフトフライ・2塁打・1塁打とサイクル安打まで残すは『3塁打』のみとなり迎えた8回の第5打席。2アウト3塁とまたもチャンスで打席に入りましたが、1塁ゴロでサイクル安打とはならず。

9回は抑えの田中正義投手が柘植世那選手にタイムリーを浴び1点を許しますが、最後はペイトン選手を空振り三振。逃げ切った日本ハムは西武と入れ替わり7月15日以来の最下位脱出となりました。