◇3日、プロ野球パ・リーグ 楽天5-4ロッテ（楽天生命パーク）

ロッテの先発・佐々木朗希投手が自己ワーストタイの5失点で今季2敗目となりました。

佐々木投手は先月1日の試合で右手中指のマメがつぶれ出血し、登録を抹消。その後、先週のオールスター第2戦で1イニングを投げ、久々のリーグ戦となった今日の楽天戦。初回に1点を失ったものの、その後は落差の大きいフォークを武器に危なげのないピッチングを続けます。

その後、雨が降り始めた4回。先頭の小深田大翔選手にヒットを許したところで、およそ15分間の中断。それでも再開直後、浅村栄斗選手のセカンドゴロを味方のファインプレーでダブルプレー、嫌な空気を断ち切ります。

しかし6回、再び雨脚が強くなるとフォークの制球が乱れます。１イニングに５安打を許し３失点、逆転を許したところでノックアウトとなります。2番手の廣畑敦也投手にピンチの場面を託すも、さらに1点を失いました。

佐々木投手は5回1/3を投げ、被安打8で5失点。今季２敗目となりました。

登板後、佐々木投手は「雨もあって難しかったんですが、途中までは粘りながら投げられていましたが全体的に精度が良くなかったので打たれるべくして打たれたなという感じで悔しいです。（指先のマメに関しては）大丈夫です。問題ありません。次回は長いイニングを投げてしっかりリードを守れるように頑張ります」とコメントしました。