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【西武】開幕3日前に“補強” 育成新加入の黒木優太&仲田慶介を支配下登録「終わったあとにみんなで笑いたい」

2025年3月25日 5:19
【西武】開幕3日前に“補強” 育成新加入の黒木優太&仲田慶介を支配下登録「終わったあとにみんなで笑いたい」
左から西武・黒木優太投手、仲田慶介選手
プロ野球西武は25日、育成選手の黒木優太投手、仲田慶介選手と支配下選手契約を締結したと発表しました。背番号は黒木投手が「54」、仲田選手は「00」を背負います。

黒木投手はプロ9年目の現在30歳。ルーキーイヤーの2017年にはオリックスで55試合に登板し6勝3敗、防御率4.22、25ホールド2セーブとリリーフの一角として奮闘。しかし19年にトミー・ジョン手術を受け、3年以上1軍の試合に出場できませんでした。23年オフに吉田輝星投手とのトレードで日本ハムに移籍するも2試合の登板にとどまり、シーズン終了後に戦力外通告を受けていました。

それでも去年11月に西武と育成契約を結ぶと、136番を背負ったオープン戦4試合で5回1安打無失点。会心の投球を見せ、開幕3日前に支配下登録を勝ち取りました。

この日、黒木投手は球団を通じてコメントを発表。「素直にうれしい気持ちですが、すぐに開幕なので気を引き締めていきたいです。コーチの皆さんから『これで終わりではなく、ここからがスタート。満足せずにより一層がんばって欲しい』という言葉のとおり、スタートラインに立った気持ちで、1年間しっかり戦い抜いて、終わったあとにはみんなで笑えるようにしたいです」と決意を新たにしました。

仲田選手はプロ4年目の現在25歳。ソフトバンクには育成14位と、ドラフト会議のラスト指名で入団しました。3年目の昨季に支配下登録をつかみ取りシーズンに臨みましたが、守備固めでの起用が中心となり、24試合で14打数3安打の打率.214と打撃面で貢献できず。シーズン終了後に戦力外通告となっていました。

去年11月に育成契約で西武に入団すると、「泥臭いプレーが持ち味なので、それを春季キャンプからしっかりアピールして支配下登録を勝ち取り、レギュラー争いに加わっていきたいです」と意気込みを語っていた仲田選手。迎えた春季キャンプでは練習試合で古巣ソフトバンク相手に4安打2打点をマークするなど、昨季12球団打率最下位のチームで猛アピール。そしてこの日、待望の支配下登録を勝ち取りました。

球団を通じて、仲田選手はコメントを発表。「入団からここまで、自分ができることをしっかりやろうという気持ちで日々の練習に取り組んできました。ここからがスタートだと思うので、より気を引き締めていきます。準備をしっかりして、任されたところで仕事ができるようにがんばりたいと思います」と改めて新天地で迎える新シーズンへの意気込みを語りました。
最終更新日:2025年3月25日 8:35
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