野球のWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）の強化合宿で19日、山川穂高選手が緑色の風船をくわえて、ティーバッティングを行う場面がありました。

これは風船に息を送り込むことで、腹圧を高めて、腹筋に力が入るようにしているものです。西武のキャンプでもやっていたトレーニング。しかし、この日は気分が上がらないのか、なかなか風船をふくらまさずに、アンニュイな表情を見せたり、息を送り込んだと思ったら、風船を地面に落としてしまったり、うまくいきません。

結局、この日は風船をふくらませたままでバットを振ることはありませんでした。

山川選手はその後のフリー打撃で5本連続で柵越え。観客から歓声と大きな拍手が送られ、笑顔を見せていました。