◇プロ野球セ・パ交流戦 巨人6-0オリックス(8日、京セラドーム)

前回登板で7回1失点の好投を見せた巨人の先発山崎伊織投手はこの試合でも好投。150キロを超えるストレートとコントロールされた変化球で、オリックス打線を翻弄(ほんろう)します。

またレフトの秋広優人選手、ファーストの中田翔選手らがファインプレーを見せ、守備で山崎投手を支えます。山崎投手は8回120球を投げ、被安打5、6奪三振、与四死球1、無失点でマウンドを降ります。

しかし、巨人打線もオリックス投手陣を打ち崩せず。オリックス山岡泰輔投手、阿部翔太投手、山崎颯一郎投手のリレーに9回まで無得点。山崎投手は好投するも、今季5勝目はなりませんでした。

延長10回、巨人は2アウトランナーなしからチャンスを作ります。オリックス4番手・本田仁海投手から梶谷隆幸選手、秋広優人選手が連続ヒット。岡本和真選手の申告敬遠で満塁のチャンスを作ります。この場面で代打・丸佳浩選手が6号満塁ホームランで4点を先制。さらにウォーカー選手も6号2ランホームランを放ち、延長で一挙6得点を奪いました。

劇的な形でオリックスに勝利した巨人は、カード勝ち越しを決め、勝率も5割復帰です。