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西武の“レジェンド助っ人”がスペシャルアドバイザーに就任 現役時代は3年連続ホームラン王

2024年7月11日 15:31
西武の“レジェンド助っ人”がスペシャルアドバイザーに就任 現役時代は3年連続ホームラン王
1990年の日本シリーズでMVPを獲得した西武のデストラーデさん(写真:時事)
プロ野球西武は11日、球団OBのオレステス・デストラーデさんがスペシャルアドバイザーに就任したと発表しました。

キューバ出身のデストラーデさんは現役時代、1989年のシーズン途中、西武に入団すると、規定打席に届きませんでしたが、32本塁打をマーク。

翌年の90年には打率.263、42本塁打、106打点の活躍で、本塁打王と打点王の2冠に輝き、チームの2年ぶりのリーグ優勝に貢献。巨人との日本シリーズ第1戦では、初回の第1打席に槙原寛己投手からスリーランホームランを放つなど、日本一の原動力にもなり、日本シリーズMVPを獲得しました。

91年にも打率.268、39本塁打、92打点の成績で2年連続で、本塁打と打点の2冠に輝き、チームの2年連続日本一に貢献。

92年には打率.266、41本塁打、87打点で3年連続となる本塁打王を獲得。チームも3年連続日本一に輝くなど西武の黄金期を支えました。

93年から2年間、MLBのマーリンズでプレーしましたが、95年に西武に復帰。5月のオリックス戦では、大きくリードを許す試合展開の中、ピッチャーとしてマウンドにもあがりました。

今回の主な業務は、アギラー選手、コルデロ選手、ガルシア選手の外国人野手3選手のサポートとなるデストラーデさん。球団を通じて、「またライオンズファンの皆さんと会えると思うと、とても楽しみです。ライオンズは今、私と同じく中南米出身の外国人選手が多いので、彼らを生活面も含めてしっかりとサポートして、大好きなライオンズの力になれるように尽くします」とコメントしました。
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