◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト13-3広島(10日、神宮球場)

ヤクルトは今季最多の18安打13得点で快勝。この試合、第22号3ランホームランを含む3安打5打点の活躍を見せた村上宗隆選手が、“自虐”のヒーローインタビューでファンの笑いを誘いました。

村上選手は初回、満塁のチャンスで1塁線を破る2点タイムリーツーベースを放つと、7回にはレフトスタンドへ3試合連続の第22号3ランホームラン。チームに勝利を呼び込みました。

試合後、村上選手はお立ち台へ。前日、満塁ホームランを放つなど6打点の活躍を見せたドラフト5位ルーキー北村恵吾選手を引き合いに出し、自らのプレーを振り返りました。

まず、満塁のチャンスでのタイムリーについて聞かれると、「何とか先制点を取りたいという思いと、きのう北村（恵吾）選手が満塁ホームラン打って、6打点で『90点』と言っていたので…。僕も満塁ホームラン打って『90点』って言いたいな～と思って打席に立ったんですけど、ヒットだったので30点くらいです」とニッコリ。球場は笑いの渦に包まれました。

また3試合連続のホームランについては「3ランで5打点だったので、きのう北村くんは6打点で90点と言っていたので、30点です」と、ここでも北村選手に触れ、はにかみました。

この3連戦、村上選手は9打点と大暴れ。それでも「きのう北村くん1試合で6打点挙げているので30点くらいです」と、最後まで北村選手を絡めたインタビューで球場の笑いを誘いました。

夏場にかけ調子を上げてきた村上選手が打線を引っ張り、チームは4連勝。上位浮上へ向け「次も頑張ります」と力強く意気込みました。