山縣亮太「久しぶりに1着でうれしい」 右膝手術もシーズンベストを記録 スタートの反応は健在
B決勝を制した山縣亮太選手
◇陸上・日本グランプリシリーズ 布勢スプリント2023(25日、鳥取・ヤマタスポーツパーク陸上競技場)
これまで数々の日本記録が誕生した布勢スプリント。イタリア・モンド社製の“高速トラック”が使用されており、好タイムが狙えることで知られています。
男子100mには山縣亮太選手が出場。パリ五輪出場を見据え、東京五輪後の2021年10月に右膝を手術すると、今年4月に1年7か月ぶりとなった復帰戦で10秒48をマーク。この日は約2か月ぶりの100mのレースとなりました。
予選では追い風1.6メートルの条件のなか、10秒29のシーズンベストで3着。復帰戦からタイムを縮め、復活への大きな一歩を踏み出しました。
レース後、「内容としてはそんなに満足のいくものじゃなかったんですけど、そのなかで10秒2台で走れたというのは自信になりましたね」と振り返った山縣選手。
全出場者の予選タイム上位8人で争うA決勝には残れなかったものの、B決勝に進出し、10秒34でレースを制しました。
スタートの反応は0秒131と、手術を経ても健在でした。決勝のレース後、「久しぶりに1着でゴールできたのでうれしかったです」と笑顔を見せました。
パリ五輪の100mで戦う土壌をつくるため、今季は積極的に200mのレースにも出場しており、「100mでスタートを鋭く飛び出すのは、結構難しいんだなと、200mをやって思った部分もあるし、そのなかで今日は自分のできるレースをやれたかなと思っています」とコメント。
「課題がどんどん出てくるので、それを一歩一歩つぶして、自己ベスト狙えるところまでいきたい」と意気込み、来年に迫ったパリ五輪を見据えていました。
これまで数々の日本記録が誕生した布勢スプリント。イタリア・モンド社製の“高速トラック”が使用されており、好タイムが狙えることで知られています。
男子100mには山縣亮太選手が出場。パリ五輪出場を見据え、東京五輪後の2021年10月に右膝を手術すると、今年4月に1年7か月ぶりとなった復帰戦で10秒48をマーク。この日は約2か月ぶりの100mのレースとなりました。
予選では追い風1.6メートルの条件のなか、10秒29のシーズンベストで3着。復帰戦からタイムを縮め、復活への大きな一歩を踏み出しました。
レース後、「内容としてはそんなに満足のいくものじゃなかったんですけど、そのなかで10秒2台で走れたというのは自信になりましたね」と振り返った山縣選手。
全出場者の予選タイム上位8人で争うA決勝には残れなかったものの、B決勝に進出し、10秒34でレースを制しました。
スタートの反応は0秒131と、手術を経ても健在でした。決勝のレース後、「久しぶりに1着でゴールできたのでうれしかったです」と笑顔を見せました。
パリ五輪の100mで戦う土壌をつくるため、今季は積極的に200mのレースにも出場しており、「100mでスタートを鋭く飛び出すのは、結構難しいんだなと、200mをやって思った部分もあるし、そのなかで今日は自分のできるレースをやれたかなと思っています」とコメント。
「課題がどんどん出てくるので、それを一歩一歩つぶして、自己ベスト狙えるところまでいきたい」と意気込み、来年に迫ったパリ五輪を見据えていました。