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「必要なものを手に入れた」遠藤航あわやレッドカードでVAR検証 地元紙は初フル出場を評価【プレミアリーグ】

2023年11月13日 12:32
「必要なものを手に入れた」遠藤航あわやレッドカードでVAR検証 地元紙は初フル出場を評価【プレミアリーグ】
遠藤航選手(写真:アフロ)
プレミアリーグ リバプール3-0ブレントフォード(日本時間12日、アンフィールド)

リバプールの遠藤航選手は、ブレントフォード戦でVAR検証が行われ、あわやレッドカードの危機を迎えましたが、初のフル出場を果たしました。

後半9分、後ろからパスを受けて、ボールを前へ運んだ際、相手MFクリスティアン・ノルガール選手が右からのスライディングでボールを拾おうとし、遠藤選手も足を伸ばしてスライディングしたところ、相手の足にスパイクが入りました。

相手はその場でもだえる様子で、VAR検証が行われましたが、ファール判定にはならず、レッドカードは回避されました。相手のトーマス・フランク監督は、指を振って判定には不服そうな態度を見せました。

遠藤選手は3日前にも、ヨーロッパリーグのトゥールーズ戦で2度目の警告を受けそうになっていました。

イギリスの地元紙『リバプールエコー』は「ディオゴ・イオタが不可能を可能にし、遠藤航は必要なものを手に入れた」との見出しで試合を分析。

「今シーズン初めてではないが、VARがコールされると、ユルゲン・クロップ監督は頭を抱えた」とし、レッドカードが回避された判定については「正しい判定だった。遠藤は今夏の移籍以来2度目のプレミアリーグでの先発出場を果たし、72時間ほど前にトゥールーズで味わった苦い思い出を払拭した」と振り返りました。

さらに、「遠藤の空中戦の強さは、ブレントフォードの頑強なアプローチに必要なもので、彼はファーポストでよく守った。90分間フル出場できたことも収穫だっただろう」と初のフル出場に一定の評価を下しました。

試合は3-0と勝利し、前日にトットナムが敗れていたため、リバプールは2位に浮上。首位マンチェスター・シティーを勝ち点1差で追っています。
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