サッカー日本代表の伊東純也選手が昨年離脱していた期間について思いを明かしました。

日本代表は20日のバーレーン戦で8大会連続のワールドカップ出場権を獲得。3試合を残しての予選突破は日本が初出場を遂げた1998年大会以降最速で、開催国以外では世界で一番乗りとなりました。

伊東選手は、去年2月から9月まで心身のコンディションを考慮し、日本代表を離脱。フランス1部スタッド・ランスでプレーする32歳を元日本代表の槙野智章さん(37)が取材しました。

槙野さんから、その当時誰かと連絡は取っていたのかという質問に対し、「試合は見ていましたし、(中村)敬斗が代表に行っていたので頑張れよと。仲いい選手は連絡を取っていた」と答えました。さらに「森保監督から電話をもらったりもしました。落ち着いたときにという話だったので、コミュニケーションは取れていた」と当時の様子を振り返りました。

昨年9月のアジア予選で7か月ぶりの代表復帰。「本当に大きな声援をもらった。純粋にうれしかった。チームの力になりたいと思ったし、自分の力をまた証明しなくてはいけないな」と心境を語りました。

その言葉通り、伊東選手は復帰戦でゴールをあげ、スタジアムが盛り上がる中、サポーターへ一礼。「感謝の思いはありましたし、本当に声援が大きかった。礼は、(南野)拓実に押されて流れでああいう形になりました」と笑顔で振り返りました。

復帰後は、7試合で1ゴール6アシストと活躍。日本代表のワールドカップ出場に大きく貢献しました。

(3月23日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)