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「一回仕切り直し」3連敗の巨人・阿部監督 貯金ゼロも悲観せず 次カードは阪神3連戦

2024年5月2日 6:10
「一回仕切り直し」3連敗の巨人・阿部監督 貯金ゼロも悲観せず 次カードは阪神3連戦
今季初の同一カード3連敗となった巨人・阿部慎之助監督(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ ヤクルト4-0巨人(1日、東京ドーム)

巨人は9連戦最終戦のヤクルト戦に敗れ、今シーズン初の同一カード3連敗を喫しました。

打線は今季4度目の完封負け。ヤクルト先発・吉村貢司郎投手の前に2塁すら踏めず、7回までチャンスを作れません。8回に四球とヒットで2アウト1、2塁とこの試合初めてのチャンスを作るも佐々木俊輔選手がショートゴロに倒れ反撃とはならず。

9回も1アウト1、2塁のチャンスを作りましたが最後は萩尾匡也選手がダブルプレーに倒れ得点をあげることができませんでした。

試合後、チームを率いる阿部慎之助監督は、完封負けの打撃陣について「ああいう展開になったらなかなか難しいし、本当に(ヤクルト先発の)吉村くんも良いピッチングされたなと思います」とコメントしました。

5回4失点を喫した先発の赤星優志投手については、「今日あんまり出力が出ていなかったと思う」と厳しく評価しました。

その一方で、プロ初登板で村上宗隆選手、サンタナ選手、山田哲人選手を三者凡退に抑える好投を見せた京本眞投手に対しては「半分度胸試しもあったけど、ナイスピッチングだった」と賛辞を贈りました。

ヤクルトに3連敗を喫した巨人は9連戦を4勝5敗で終え、勝率も5割になってしまいましたが「一つ負け越しちゃったけども、全部が全部、悪い試合ばっかじゃなかった」と振り返った阿部監督。「勝率もこれで13(勝)の13(敗)。もう一回仕切り直しの気持ちで、(次のカード)阪神。一番良い相手と対戦できるんで、仕切り直して行きたいと思います」と3日からの阪神3連戦を見据えました。