来季からメジャーリーグに挑戦する意向を明かしている巨人・菅野智之投手について元巨人監督の高橋由伸さんと、元メジャーリーガーの川上憲伸さんが勝利数の予想をしました。

今季のオフシーズンに海外FA権を行使し、来季から35歳にしてメジャーリーグに挑戦する菅野投手について、高橋さんと川上さんは「MLBで何勝できるか」を予想。高橋さんは12勝、川上さんは13勝と答えました。

13勝以上できると予想した川上さんは「体力というか長いイニングを抑えるというのはちょっと衰えてきてるなと思うけど、バッターを抑えるコツというのはわかってくるかなと、クリス・セールとか、配球を変えて復活する人もいるでしょう」と、今年18勝で最多勝、サイ・ヤング賞を受賞した、菅野投手と同い年の35歳・ブレーブスのセール投手の名前を挙げ、体力を経験でカバーできる点だと語りました。

さらにメジャーではチームから球種を指定されることもあり、今季シーズン途中にアストロズへ移籍した菊池雄星投手はチームからチェンジアップを多く投げるように指示され、移籍後5勝をマークしました。

そのことをメジャーのブレーブスでプレーをした川上さんに聞くと「それは結構ある『（現役時代）川上はスライダーを使わないと試合に使わない』といわれて、『ブレーブスは過去にスライダーで成功している投手がいっぱいいるから』といわれた」と自身の経験を語りました。

しかし川上さんはスライダーをあまり多用する投手ではなかったため「岩瀬仁紀さんや山井大介投手に相談した」と当時の秘話を明かしました。

（12月7日放送の日本テレビ『Going! Sports&News』を再構成）